就職氷河期・新卒で入ったSES企業でいきなり壁にぶち当たる

おじさんの過去

この記事の続きです。

新卒で入社したSES企業、同期は20人ほど。入って1か月は研修でした。
課題は前半がCOBOLで帳票印刷プログラム作成、後半がVisual Basicでデスクトップアプリをチームで作るというもの。

いきなり壁にぶち当たる

前半の課題はCOBOLでバッチ処理の作成でした。

COBOLとは

COBOL(コボル)は、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語である。名前は「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)に由来する。
(wikiから)

COBOLはプログラム言語の中ではかなり歴史が古く、メインフレームという大型コンピューターで大量のデータ処理をする際に使用されています。
メインフレーム
メインフレーム(wikiから)

主に公官庁や銀行などでデータ処理に使われており、公官庁のシステム運用で常駐しているチームもあった会社なので必要な言語だったようです。

ちなみにCOBOLは何千万円とする高価なメインフレームで動く言語。一台のパソコンやサーバーから動かせるWEB系の対極にある存在で、当時からやがて他のWEB系言語に置き換わるので未来は無いと言われ続けながらも肥大化したシステムが多いせいでリプレイスが難しく、現在も需要は続いています。

未経験からの最初のプログラム課題。いきなり壁にぶち当たりました。

ロジック(アルゴリズム)が組めない

研修で作成するバッチ処理とは大量のデータを一括で処理するプログラムのことです。

例を挙げると銀行だったら、昼間の各支店の取引データを夜間に一か所に集積して一括で帳票印刷するというような処理。
単純にデータを処理するだけなら良いですが

・この支店の処理は除外
・〇〇円以上の取引は別とする
規格外のデータはエラー処理
・・・

などデータの属性により処理が複数に分岐します。この分岐処理の設計を「ロジック」もしくは「アルゴリズム」を組むというのですが、これが絶望的にできませんでした。

IT系の適正とは

IT系(特にプログラマー)の適正はこのロジックの設計で出てくるのだと思います。

抜群に適正があるのは大体20人~30人に1人くらいでしょうか。ロジック設計にみんな苦しむ中、サクッと作成できる同期が一人いました。プログラムは会社に入るまで作ったことが無いとのことでしたがすごい速さで課題をクリアして講師役の先輩が驚くほど。

適性の差を見せつけられ

自分は向いてないのでは・・(´•̥ ω •̥` )

と愕然としました。
(しかし時間をかけて勉強した結果、業務で設計からプログラミング、リリースまでできるようになりました。このへんの過程は別に記事にするつもりです)

プログラム・フローチャート

当時、研修で作成した混乱の跡が残るフローチャート。こういうフローチャートを書きまくりました。

研修は期間は決められているので、課題ができようができまいが期日がきたら終了です。
まず課題ができなければこの先やっていけると思えず、毎日居残って取り組みましたが

適性の無い人間にロジックの考え方は一朝一夕で身につくものではない

ので、結局不完全なままCOBOL研修は終わったのでした。

そして研修後半はVisual basicでのチーム作成。

Visual basicはMicrosoftが作った言語でExcelで使われるvbaに似ている言語です。
他の言語と違うのは統合開発環境(IDE)があって、フォームなどが簡単に作れるところでしょうか。
フォームの部品を配置して処理を組み込んでいくところはWEB系に似ていて、こちらの方はまだ気が楽だった覚えがあります。

この先、どうなるの?多大な不安を残したまま研修が終わりました。

続く

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